一徳通信

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一徳通信 No.110(2021.8月)

■新型コロナ感染者の入院基準方針が大きく転換されたことから、本日8月5日に厚労省より説明を受けました。厚労省の説明では、新型コロナ感染者が急増している地域の医療体制が逼迫する状況を踏まえ、新型コロナ感染者の命を一人でも多く救うための措置だということです。しかし、入院基準を引き上げることは、むしろ新型コロナ感染者の多くの命を奪うことになりかねません。

●新型コロナに感染し、自宅・宿泊療養された方から話を聞いたことがありますが、高熱が続いても軽症ということで通常の診療行為を受けることができず、これまでにない苦しみを経験されたそうです。ましてや、中等症ともなれば容体が急変する可能性は高く、さらには介護に当たる家族の方々の負担も相当大きくなります。

●厚労省令では、新型コロナに感染している 65歳以上の高齢者や妊婦、重症・中等症の方はそもそも入院勧告の対象とされており、今回の方針は法令の趣旨にも反しています。病床確保の重要性は以 前から強く指摘されていたにもかかわらず、その対策を怠ってきたことが根本の問題です。諸外国では公的病院が主体ですが日本は民間病院が主体ですので、感染が拡大する地域においては特に民間病院の協力を得ることが必要不可欠です。

●国民の生命・健康、安全・安心を守るためにも政府は直ちに入院基準方針を撤回した上で、根本的 な医療体制の強化について早急に議論すべきです。

7月31日に 59歳の誕生日を迎え、同級生が座禅の会を企画してくれました。気持ちを新たに、日々全力で活動してまいります。

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