一徳通信

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一徳通信 No.117(2021.9月)

農業を続けていける仕組みを早急に整えることが必要

10月3日は福知山市・夜久野町 「居母山クラブ」の稲刈りに行きました。農家の皆さんから、米の価格が低過ぎるとの切実な声をお聞きしました。昨年の米の価格に比べ今年は2割減だそうです。農業に従事している方々への所得保障を含め、長く農業を続けていける仕組みを早急に整える必要があります。また最近では 米を細かく粉にする技術が進化し、パンやケーキ、麺類などの様々な加工品が米粉で美味しく作れるようになっています。米の消費を拡大する一環として、米粉の普及に力を入れることも重要です。農業をはじめ第一次産業は国民の命と健康を育む大事な産業です。新しい国づくりの基本は農業・農村をはじめとする第一次産業の振興だと確信しています。

9月29日には鳥獣被害対策の専門家の方に話を伺うため、京丹後市に行きました。

鳥獣被害は深刻であり、日本全体での被害額は 158億円(令和元年)に達しています。丹精込めて育てた農作物が収穫直前にシカ、イノシシ、サルによって荒らされ、農業への継続意欲を失ってしまった方も少なくありません。日本の農業を守っていく上で鳥獣被害対策の強化は極めて大事です。 ●侵入防止柵設置や鳥獣撃退装置等への支援措置を充実 することに加え、繁殖を続けるシカ、イノシシの捕獲数を増やすことが急務です。ハンターの減少と高齢化が進行しており、ハンターの公務員化を積極的に進めることも重要だと考えています。また捕獲したイノシシやシカを活用するためにはジビエ料理の一層の普及も大切なことです。国民の命を育む大切な農業を守るため、これからも鳥獣被害対策に全力で取り組んでまいります。

10月4日に 臨時国会が 「召集されました。

会期は14日までの11 日間となっています。8日には天皇陛下御臨席の下、第205回国会の開会式が行われ、その後、岸田新総理の所信表明演説が実施されました。新型コロナの影響は大きく、事業者や農家の皆さんなど多くの方々が本当に困り、苦しんでおられます。予算委員会を開き、すべての事業者に対する事業規模に応じた給付金の支給など、必要な経済支援策を直ちに実行すべきです。残された任期は限られていますが、最後まで全力を尽くしてまいります。

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