鳥獣被害対策の専門家の方に話を伺うため、京丹後市に来ました。
鳥獣被害は深刻であり、日本全体での被害額は158億円(令和元年)に達しています。丹精込めて育てた農作物が収穫直前にシカ、イノシシ、サルによって荒らされ、農業への継続意欲を失ってしまった方も少なくありません。日本の農業を守っていく上で鳥獣被害対策の強化は極めて大事です。
侵入防止柵設置や鳥獣撃退装置等への支援措置を充実することに加え、繁殖を続けるシカ、イノシシの捕獲数を増やすことが急務です。ハンターの減少と高齢化が進行しており、ハンターの公務員化を積極的に進めることも重要だと考えています。また捕獲したイノシシやシカを活用するためにはジビエ料理の一層の普及も大切なことです。
国民の命を育む大切な農業を守るため、これからも鳥獣被害対策に全力で取り組んでまいります。