一徳通信

活動報告ブログ

一徳通信 No.109(2021.7月)

■京都府の海洋センター(宮津市)で、丹後トリ貝・養殖用 稚貝の配布作業が始まりました。

丹後トリ貝は大きくて厚みがあり、しかも旨さが凝縮されているということで、今や丹後を代表する特産品になっています。丹後トリ貝が全国的なブランドに成長したのも、海洋セ ンターの研究者や養殖業者の皆さんの多大な努力の積み重ねがあったからこそです。養殖業者の濱内さんは約20年前、丹後トリ貝を全国的に広めようと、当時有名であった日本料理家の道場六三郎さんを訪ねたこともあったそうです。 丹後トリ貝の振興に御尽力された多くの方々に感謝するとともに、稚貝が無事成長し来年も美味しい丹後トリ貝が食べられることを願っています。

■7月21日に京丹後市弥栄町の野間地区を訪問しました。丹後半島にある山村地域で、昭和38年には約1400人いた人口も徐々に減少し、現在は約 150人になっています。人口減少が進む中、このままでは地域が消えてしまうとの危機感から、地元出身の岡本毅さんが野間地域10集落の 連携組織「渓里野間(かわざとのま)」の代表となり、新規雇用創出や移住者支援に取り組んでおられます。 移住希望者には時間をかけて実生活を体験した上で判断をしてもらうなど、親身になった支援をされており、全世帯に占める移住者の割合も 20%に達し、20代のカップルでパン屋を始めた方もおられるそうです。 日本の豊かな自然、文化、伝統の多くは地方に根差しています。地方の衰退は日本の衰退に直結します。活気に満ちた地方が日本には必要です。

■23日には舞鶴市の加佐公民館で開催されている「郷土・日本・世界の昆虫展」(7月22日~ 25 日)に伺いました。日本や世界の昆虫約8000点の他、舞鶴で発見された珍しい昆虫などが陳列されており、案内して頂けるスタッフの方々は子どもの頃からの昆虫愛好家で皆さん博識。子どもから大人まで楽しめる本格的な昆虫展でした。

【 地域の行事や集会への参加 】

地域行事・ミニ集会・座談会などありましたら、お知らせください。
少人数の集まりでも、どこでも参ります。
皆様とお話しさせて頂くことを楽しみにしています。
ぜひ下記のお問い合わせからご連絡ください。

 お問い合わせ

PAGE TOP