京丹後市・弥栄町の野間地区を訪問しました。
丹後半島にある山村地域で、昭和38年には約1400人いた人口も徐々に減少し、現在は約150人になっています。
人口減少が進む中、このままでは地域が消えてしまうとの危機感から、地元出身の岡本毅さんが野間地域10集落の連携組織「渓里野間(かわざとのま)」の代表となり、新規雇用創出や移住者支援に取り組んでおられます。
移住希望者には時間をかけて実生活を体験した上で判断をしてもらうなど、親身になった支援をされており、全世帯に占める移住者の割合も20%に達し、20代のカップルでパン屋を始めた方もおられるそうです。
日本の豊かな自然、文化、伝統の多くは地方に根差しています。地方の衰退は日本の衰退に直結します。活気に満ちた地方が日本には必要です。