京都府の海洋センター(宮津市)で、丹後トリ貝・養殖用稚貝の配布作業が始まりました。
丹後トリ貝は大きくて厚みがあり、しかも旨さが凝縮されているということで、今や丹後を代表する特産品になっています。
丹後トリ貝が全国的なブランドに成長したのも、海洋センターの研究者や養殖業者の皆さんの多大な努力の積み重ねがあったからこそです。養殖業者の濵内さんは約20年前、丹後トリ貝を全国的に広めようと当時有名であった日本料理家の道場六三郎さんを訪ねたこともあったそうです。
丹後トリ貝の振興に御尽力された多くの方々に感謝するとともに、稚貝が無事成長し来年も美味しい丹後トリ貝が食べられることを願っています。